1つではなく複数が大切

エンジニアのスキルセットは、プログラミングスキルなどの仕事をするために欠かせないスキルの総称を指す。様々な種類があるが、仕事として求められるスキルセットはその業務内容によっても変わるもの。

例えば、一般的な人の目に触れる部分の作業を行うフロントエンジニアには、HTMLやCCS、JavaScriptoといったスキルセットが必要となる。反対にバックエンドエンジニアという一般的な人の目には直接触れない部分の作業を行う職種の場合は、JavaやPython、データベース、Webサーバーなどのスキルセットが必要だ。

必要となるスキルセットは求められる仕事によって変わるが、会社によっても違う。発展を続けるIT業界において、1つのスキルに固執せず常に新しいスキルを習得することは重要なことだ。プログラミング言語1つにしても、C言語を学ぶのか、それともJavaを学ぶのか、それによって受けられる仕事に差がつくこともある。複数のスキルを持つことによって、仕事の幅が広がるのだ。逆に1つだけのスキルでは円滑に作業を進める事が難しくなってくる。

スキルセットは自分の学ぶ努力と経験によって培われていくものである。自分の進みたい方向を決めて学ぶのもよいだろう。新しいことを学ぶのは大変だが、それでも全力で取り組むことで、何かしら得られるスキルはある。一筋縄ではいかないが、そうした積み重ねによってスキルセットを充実させれば、仕事も円滑にいくようになり、必要とされる人材となってゆくだろう。